木の書画アート

日々、木を相手に仕事をしていると、自然の創造物である自然木素材について考えさせられることがあります。

一つには、自然は二つと同じものを創らないということ。

そしてもう一つは、自然が創るものは、時として、息をのむのむほどの素晴らしさを見せてくれるということ。

 

「芸術は自然の模倣から始まる」というようなことを言った人がいて、何となく納得させられます。多分、芸術家とは、もともと存在する自然のある断面を切り取って、普通の人に見える形の作品として提示してくれる人ではないかと・・・

何やら訳の分からないことを書いていますが、無垢の一枚板と書画のコラボによって、ちょっとアートっぽい自然木インテリアができるのではと思い立ち、「木と書画アート」と名前を付けて創ってみました。

 

私は無垢板を素材に一枚板看板の制作・販売を主な仕事にしています。素材の無垢板の木目や質感の美しさと重厚感などが、ロゴを引き立てて、素晴らしい看板に仕上がることがよくあります、というか、いつも一枚板素材に助けられているという感じです。(もちろん素晴らしい面ばかりではなく取り扱いが難しいところもあるのですが・・・)

それで、試しに最初に創ってみたのが、次の作品です。

素材は欅(ケヤキ)で、サイズは横395㎜ 縦365mm 厚さ28mmです。幹が二股に分かれ太い枝を出していた部分のようで、木目と色合いの変化が特徴的なケヤキ材です。自然が創りだした無二の美しさと躍動感を私は感じます。

文字は「隼風」という書体も基に、空間を活かしつつ、よりシンプルにレイアウトしました。「夢は実現するもの」の言葉については、読む人の判断にゆだねることにします。

 

夢シリーズで二つ目に創ったのが、左の作品です。

素材は欅(ケヤキ)で、サイズは横300㎜ 縦300mm 厚さ38mmの正方形です。

書体は「京円」を基に文字の大きさ・レイアウトを調整しています。

 

なお裏面に下画像のように穴を開け、金具を付けて、壁の釘などに掛けて使うようにしています。

 

三つ目の作品は、心材と辺材及び節の部分の色合いの変化が「書」の雰囲気を引き立たせるのでは、と選んだ銀杏(イチョウ)を素材にしたものです。ちなみに「星の聲」は書家の「野上緑径」さんの「書」を写し取ったものです。

星々は毎夜囁きあって、音楽を奏でているそうです。今宵、そんな星々のシンフォニーに耳を澄ませてみては・・・

 

さて、いかがでしょうか。作品の出来具合には必ずしも満足していませんが、もっと良いものができるのではとの予感はあります。

私自身は「木」のこと及び「書画」を木に写し取ることについてはある程度分かっているつもりですが、「書心」・「絵心」については全くと言っていいほど自信がありません。さまざまな書家の方とのコラボによって、アート性・メッセージ性の高い作品ができたらな~と願っています。

 

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